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腸内フローラ(腸内環境)を改善する方法 [腸内環境]

ちょっと前のテレビ番組、「主治医の見つかる診療所」で、腸内フローラについて
放送していました。

腸内フローラというのは、

腸内を菌のお花畑に例えて、善玉菌と悪玉菌などの分布状態を言うそう
です。

腸内環境が良いというのは、善玉菌が多くて悪玉菌が少ない状態で、

理想的な分布は、

善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7

日和見菌は、善玉菌が多ければ、善玉菌を助ける働きをして、悪玉菌が
多い時は、悪玉菌を助けるような働きをするそうです。


善玉菌を増やすにはオリゴ糖が良いということですが、

オリゴ糖は、根菜類、例えばゴボウ、玉ねぎ、ニンニク、大豆製品や、
果物であればバナナが多い。

中でも、大豆オリゴ糖は少量でも効果的にビフィズス菌を増やせるので
腸内環境の改善にはもってこいのようです。

また澱粉は40~50℃に加熱することでオリゴ糖に変わります。

ということで、焼きバナナにきな粉がよい(きな粉は7g/100gオリ
ゴ糖が含まれる)ということでした。

またオリゴ糖はカルシウムを吸収しやすくする働きもあるそうです。


腸内環境が健康にどのように影響してるか、

ピンピンころりの島・島根県隠岐諸島知夫里島をたずねました。

65歳以上男性の平均介護期間は、島根県でも1.75年。知夫里島に
至っては0.51年と非常に短くなっています。

500人あまりの人口で、坂ばかりで平地が少なく、インナーマッスル
を鍛えられ、畑で採れた野菜や海で採れた海藻を豊富に摂っていて、

海でとれる海藻の水溶性食物繊維は滑らかな便を作るということで、

町民の82歳の女性の一人の腸内フローラは、3.5:0.5:6

82歳の男性の一人の腸内フローラは、3:1:6と善玉菌が多く腸内
環境はすこぶる良いという結果になりました。

年齢が行くと善玉菌は減るのですが、この数字は驚異的。

さすがピンピンころりの島、みんな健康なんですね。


次に、

ある意外な発酵食品を摂っている方々がいるといいます。

その発酵食品は阿波晩茶。阿波晩茶は植物性乳酸菌を多く含んでいて、
腸内フローラの改善に効果的なんだそうです。

その阿波晩茶の生産地、徳島県上勝町を訪ねました。

山あいの町で、棚田がきれいな土地柄。

棚田を世話する88歳の女性は、腸内フローラが、2.5:0.5:7

青もみじを作っている86歳の男性は、3:0.5:6.5

阿波晩茶を作っている76歳の女性は、2:0.5:7.5

と非常に良い数値でした。皆さん便秘もないし健康だそうです。


阿波晩茶、すごい効果があるんですね。


でも、食物繊維や発酵食品もそうなんですが、土地がらが、田舎というか
風光明媚なところで、坂も多いから歩くだけで運動になるし、ストレスも
少ないんだろうな、と思います。人が少ないですからねぇ。

その影響もあるんでしょうね、きっと。

定年後は田舎でのんびり暮らすなんていうのもいいんじゃないでしょうか。


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