変形性膝関節炎

いつだったか、テレビ番組の『たけしの家庭の医学』というので、
変形性膝関節症について扱っていた。

なんでも、日本人の１０００万人が膝痛の治療を受けたことがあ
って、潜在的には３０００万人がひざ痛に悩まされているとか。

その膝痛の中でも、年が行っちゃうとなっちゃうのが、この膝関
節症。

この私めも悩まされている一人なのです。

僕の場合は、比較的若い時（実は２０代から）に医者に言われ、
以来数十年の膝痛持ちなのです。

若い時はね、運動してれば意外とこの膝痛は隠れてくれる。

ところが、年を取るに連れて、運動不足になってくると現れて
くれるんですよね。

僕の場合は、痛みが出だしたのが４０歳くらいの時。

仕事が忙しい時で、ついつい運動がおろそかになる。

そうすると、ついに来ましたよ、膝に痛みが。

とにかく膝を曲げると痛みが走る。そして、しばらく歩くと痺れ
が出て脚がほんとに棒になる。

そのうち痛みがひどくなって病院に行ったら、まだ若い医者で
もう年齢が年齢だから、体は大事に使ってくださいと言う。

冗談じゃないよね、確かにその医者から見たら年寄りかもしれ
ないが、まだまだそんな年ではない。

それで別の病院に行って、前の病院ではこう言われましたと
比較的年配の先生に言うと、

「あんたねえ、これは運動しないと治らないよ、まだ若いんだか
ら筋肉つけないと」、そう言われたんですねえ。

それで、筋肉を付ける体操の仕方が絵になったマニュアルみた
いなのを渡されました。

やりましたよ、しばらくね。

そうしたら、徐々に良くなっていって痛みが消えたんですねえ。

ところがです。何年かして、またまた運動が疎かになった。

またあの体操をすればいいかと思ったんだけど、その体操の
仕方を忘れてしまった。

そこで、体操の方法を教えてもらった病院に行ったら、教えて
くれた先生がいなくなっていた。

で、我流で体操をやったんだけど、あまり効果はなくなっていた。

以来、十数年、膝痛には悩まされっぱなし。

そして、ふと見ていたテレビをきっかけにネットで調べ直した。

ありましたねえ、その方法が。

まずは椅子に腰掛けて、片方の脚を真っ直ぐ伸ばして１０秒。
今度は違う脚を１０秒、それを３回。

次に立って、片方の足をゆっくり後ろに曲げていく。これは意識
して、ゆっくり負荷をかけるように。

これを何セットか行っていく。

簡単ですよね、これって。そうそう、こんなだった。やっと思い出し
た、リアル還暦の僕なのでした。


番組では、青森の弘前市の旧岩木町での健康への取り組みが
紹介されていて、膝痛に効く体操だか、ダンスだかみたいなもの
をやってまして、おばちゃん方が、動いてるうちに痛くなくなるの
よね、なんてことを仰ってました。

また、ネットで調べました。なんでもアップル体操と言うのだそう
で、You　Tubeにもありました。

動いていくうちに、自然と屈伸ができて、膝の可動域も広くなる。
そんな効果があるんでしょうね、これ。

気が向いた方は、検索してみてくださいな。


それから、番組では、ミニスクワットなるものも良いんだと言って
ましたが、試しにやってみたところ、激痛が走りまして、その人
に合った方法でないとダメなようです。

以上、気になった方はお試しになってみてはいかが？